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メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドローム（いわゆるメタボ）は、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうちの2つが当てはまると診断されるものです。
メタボリックシンドロームを放置すると、脳卒中や心臓病、糖尿病などになる恐れがあるため、できるだけ早く改善することが重要です。
メタボリックシンドロームの判断について
- ①内臓脂肪の蓄積
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メタボリックシンドロームチェック基準の一つ目は、内臓脂肪の蓄積です。男性であれば85センチ以上、女性は90センチ以上のウエストであれば、危険域と言われています。
- ②高血圧
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高血圧と言われている方やその予備軍の方は、メタボリックシンドロームの可能性があります。通常の高血圧は上が140以上、下が90以上と言われますが、メタボの場合は上が130以上、下が85以上で危険域とされています。
- ③脂質異常
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脂質異常については、「中性脂肪」と「HDLコレステロール」の数値によって判断されます。脂質異常症も重篤な病気につながる可能性がありますので、詳しくは当院医師までご相談ください。
- ④高血糖
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血糖値の数値については、空腹時血糖が110以上であると危険と言われています。糖尿病の検査時に高血糖と言われる方は126以上ですが、メタボの診断については110以上からです。
メタボリックシンドロームの予防について
3つのポイントを意識しましょう
メタボリックシンドロームを予防するためには、3つのことに意識する必要があります。
①食生活
食生活については、次のことを意識するようお願いしています。
- 栄養バランスの良い食事
- 腹八分目を心がける
- 間食や甘いものを控える
- アルコールは適量に
- 味付けは薄め
- 油っぽい料理を控える
など
外食が多い方についてもできるだけ意識していただき、ヘルシーメニューを心がけましょう。少し厳しいかもしれませんが、命に関わる病気を避けるためには重要です。
②運動
運動療法は、有酸素運動で脂肪を燃焼させたり筋力トレーニングで基礎代謝を上げることが有効とされています。継続した運動を心がけていただくこと、日々のストレッチやちょっとしたことで運動の習慣をつけると、継続しやすくなります。
③その他
食生活や運動習慣のほか、禁煙やストレス解消によってメタボを予防することもできます。全てのことを一気にやるのは難しいですが、できることを少しずつ増やし、継続できる範囲で「やり続ける」ことで、健康な体を手に入れましょう。