医院までお越しになることのできる患者さまは、少々の支えが必要であったとしても、実はそれだけで「かなり状態はよい」のかもしれません。
多くの患者さまが考えるのは、やはり「家でどのくらいしっかり自力で生活できるか」です。
するとご自宅での様子を実際に拝見して、たとえば「3メートル離れたトイレまでどうやったらスムーズに歩けるか」といったご要望に対して、具体的に「ではこうしましょう」とご提案できる医療があるはずです。在宅医療だからこそできる、患者さま個人にあったよりよい提案を行います。
吹田市とその周辺を範囲として、すべて院長が自ら訪問いたします。患者さまのご自宅で経管栄養、酸素療法、人工呼吸器管理などの対応処置を行います。
以前に在宅クリニックの院長として常駐4人体制で診ていたことがあるのですが、やはり患者さまは主治医に診てほしいものだと思います。そのためか、当時も結局は自分がご指名をいただいて訪問することが多く、ならば最初から「自分がすべて行く」と決めてしまおうと思った次第です。